prop("日付")
のように記述していましたが、エディタ内での選択制になり図のように 日付
のように灰色背景で表示されるようになりました。より多くのユースケースをフォーミュラでサポートするために、製品の改良が行われています。
数式がリストをサポートするようになりました。結果として以下の型が利用できるようになりました
型 | 内容 | 対応するプロパティ |
---|---|---|
Text | テキスト | Title, Text, Select, Email, URL, Phone number, ID |
Number | 数値 | Number, Rollup (Number) |
Date | 日付・日付範囲 | Date, Created Time, Last Edited Time, Rollup (Date) |
People | 人 | Created by, Last Edited by |
Boolean | true か false | Checkbox |
Page | ページ | |
List (array) | 上のものの配列 (異なる型は同居できない) | Multi-Select (List of Text), |
Person (List of People), | ||
Relation (List of Page), | ||
Rollup (List of any type) |
式が改行したりインデントしたりできるようになりました。また、式中に /* コメント */
が記載できるようになりました。
数式がページ、ブロック、ピープルのリッチデータ出力に対応しました。
数式からリレーションの特定のプロパティにアクセスできるようになりました。ほとんどロールアップの必要性がなくなりました。
例: relation.map(currentValue.number_property).sum()
: リレーション relation
に登録されるているページ群を number_property
の値に変換した上で合計します。
People プロパティでワークスペースレベルの情報(電子メールとフルネーム)にアクセスできるようになりました。
関数がメソッド形式でも呼び出せるようになりました。メソッド形式の場合、関数の第一引数に対して呼び出す形になります。
例: unc(obj, arg1, arg2)
→ obj.func(arg1, arg2)
これによりこれまでのような括弧の対応を探す作業がなくなります。
/* Formula 1.0 */
dateSubtract(dateSubtract(now(), hour(now()), "hours"), minute(now()), "minutes")
/* Formula 2.0 */
now().dateSubtract(now().hour(), "hours")
.dateSubtract(now().minute(), "minutes")
Formula 2.0 の関数一覧は以下の通りです。ページ内に具体的な使い方も書いてあります。
現在わかっている Formula 1.0 との非互換部分は以下のとおりです。ただし、多くのものは自動的に変換されます。