これまでは全ての操作が可能なインテグレーションしか作成できませんでした。今回、インテグレーション生成時に、かなり細かいパーミッションを設定できるようになったようです。以下、概要をまとめておきます。
以下の機能の任意の組み合わせが設定できるそうです。
さらに、ユーザに関する権限も選択できます。こちらは排他なので選択制だと思います。
<aside> 💡 2021年12月15日以前に作成されたインテグレーションは、全てのコンテンツ機能と電子メールアドレスを含むユーザ情報にアクセスできるユーザ機能が自動的に設定されています。
</aside>
私は基本的に Notion にデータを追加するアプリしか作成していないので、読み込みのみのインテグレーションはあまり使うことはないかと思います。とりあえず設定画面がどうなったかだけ確認してみます。Notion アプリの設定でインテグレーションを選ぶと既存のインテグレーションが並んでいます。これらはフルアクセス権を持つインテグレーションになります。ここで、 独自のインテグレーションを開発
するを選ぶと、新規に細かい粒度を持つインテグレーションが作成できるようです。
新しいインテグレーションを選ぶと以下のような画面になります。これまで存在しなかったコンテンツ機能に関するチェックボックス(複数選択可能)とユーザ機能に関するチェックボタン(一つのみ選択可能)が用意されています。デフォルトではコンテンツ機能は全て選択されており、メールアドレスを含むユーザ情報を読み取るになっているため、これまでと同じ権限になります。